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ひめゆりの記憶を語る一席。桂春蝶が8月29日、代田の保育園に上がる
2026.08.30
三代目桂春蝶が2026年8月29日(土)、世田谷代田の仁慈保幼園内「ピアッツア」を高座として、沖縄・ひめゆり学徒隊の記憶を題材にした創作落語「ニライカナイで逢いましょう」を上演した。同公演は「下北上方寄席 落語ドラマティック」シリーズの一環で、下北沢駅から徒歩5分という場所に上方落語の語り口を届ける異色の企画。チケットは前売3,500円・当日4,000円、U-18は1,000円で提供された。
代田の保育園が、一日だけの高座になった
2026年8月29日(土)の午後、世田谷代田にある仁慈保幼園のピアッツアが特別な空間に変わった。上方落語家・三代目桂春蝶が訪れ、「下北上方寄席 落語ドラマティック」と銘打った独演会を開いた。下北沢駅から徒歩5分、世田谷代田駅から徒歩2分——保育園の一室を舞台に、独特の語り口が届けられた。
演目は「ニライカナイで逢いましょう」
この日の演目は「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」。太平洋戦争末期の沖縄で看護要員として従軍した女子学生たちの記録を、落語という語りの形に昇華させた創作落語だ。「ニライカナイ」は沖縄の伝承に残る理想郷の概念で、死者の魂が行き着く場所を指す。桂春蝶がライフワークとして取り組む「歴史・平和をテーマにした創作落語」の代表作のひとつとして知られる。
三代目桂春蝶とは
三代目桂春蝶は1975年大阪府生まれ。1994年に三代目桂春団治に入門し、2009年に三代目桂春蝶を襲名した。古典落語に加え、太平洋戦争や歴史的事件を題材にした創作落語でも知られ、落語の可能性を拡張し続ける噺家として評価が高い。下北沢・代田エリアでの公演も度々実施しており、この日の「下北上方寄席」はその継続的な縁から生まれた企画でもあった。
住所:東京都世田谷区代田2-32-16(仁慈保幼園内ピアッツア)/ アクセス:下北沢駅より徒歩5分・世田谷代田駅より徒歩2分 / 料金:前売3,500円・当日4,000円・U-18 1,000円(枚数限定)
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